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健康がどんどん遠ざかっていきます。

うつの不安や焦りは少し違います。

「ご自分で変だと気がつきませんでしたか?」と尋ねても、ほとんどの人は、「そう言われてみれば、最近ウェストが太くなってきて、下腹部が出てきたなあと思っていたのですが、ただ太っただけだと思っていました」
などと答えます。
かたまり下腹部にゴツゴツとした塊が触れるのですが、本人は気がつかなかったようです。彼女の場合は、エコー検査やMRI磁気共鳴画像診断で見ると、仙骨腰の後ろの骨と恥骨の間のほとんどが筋腫で占められてましたらんそうのうしゅしゅようお腹がふくらむのは、卵巣嚢腫や卵巣腫瘍の場合もあります。卵巣は、普通は親指の頭ほどの大きさ--三センチですが、何十センチと大きくなっても痛みなどの自覚症状がないのが普通です。卵巣が沈黙の臓器といわれるゆえんです。ただし、大きくなった卵巣がねじれる茎捻転と、激痛を伴い卵巣が壊死に陥ります。この場合は緊急手術で卵巣摘出が必要となります。
けいねんてん110代や三0代でも、のぼせやめまい、うつなど、更年期のような症状を訴える人もいます。更年期ではないか、と心配する人もいますが、そのほとんどは一時的な卵巣機能の低下です。また、ストレスからこのような症状が出る人もいます。卵巣の機能はそのままでも、脳のホルモン分泌の命令系統が狂ってしまって女性ホルモン分泌量が少なくなり、更年期と同じような症状が出るのです。
この場合は治療によって元の状態に戻す。ことが可能です。
実際の更年期症状は、閉経の前後10年間だいたい四五五五歳の更年期や、それ以降の数年間に起こる症状のことで、卵巣が老化して女性ホルモンが出せなくなることによって起こります。女性ホルモンの分泌が急激に低下していくことにうまく体が適応できず、自律神経が乱れたり、感情が不安定になり、のぼせやめまい、うつなどの症状が出ます。症状が日常生活にさしつかえるほどひどい場合を更年期障害といいます。
また、女性ホルモンが低下してしまった更年期以後五五歳も、さまざまな症状が現れます。最近話題になっている骨粗鬆症やアルツハイマー病の他、皮膚のかゆみ、のどや口や目の乾燥、性交痛、膣痛、尿失禁などが起こってきます。エストロゲン(卵胞ホルモン卵胞から分泌する女性ホルモン)が低下してしまうと、程度の差こそあれ、皮膚や粘膜、関節や骨、脳が急に老化し弱ってくるのです。これらの症状はほとんどの人に現れますが、強く出る人とさほどでない人がいます。こつそしょうしょうまた、女性の体は、エストロゲンが分泌されている間は、若さと健康を保つ働きがありますが、閉経によってエストロゲンの分泌が低下してしまうと、それまで隠れていたその人の弱点が表面に現れてきて、高血圧糖尿病、高脂血症などの生活習慣病やガンなども出てきやすくなります。

うつ状態にもなるのです。

女性ホルモンは女性の健康維持に大きな役割を果たしています。女性ホルモンについて詳しく見ていくことにしましょう。
このように、前のページでは、

女性ホルモンとライフスタイルの変化

子宮腔子宮筋層卵巣月経の仕組みについて知ろうある高校で、一年生に月経の仕組みについて話をしていた時に、「妊娠すると月経がこなくなります」と言ったら、いっせいにえぇーっ!と驚かれ、こちらのほうがびっくりしたことがあります。私たち大人が常識だと思っていることでも、子どもたちにはまったく知られていなかったり、常識ではないことがあるのですねしかし私たち親の世代にしても、女性ホルモンの働きや月経の起こるメカニズムについて、いるかというと、まだまだ理解は低いように思います。どれだけ知って女性ホルモンについて知ることは、かけがえのない自分の健康について正しい知識を持って、すこやかに過ごすことにつながります。そういうわけで、私はいろいろなところで「女性ホルモンと月経の仕組み」についてお話しするように心がけています。女性の体あなたは、自分の体のなかの卵巣や子宮がどんな仕組みになっているか、知っていますか?
次の図をごらんください。
女性の体には卵巣がありますが、ん卵を持っているということです。
女性が女性であるゆえんは、体のなかに卵巣があって、そのなかにたくさ卵巣には、赤ちゃんの時から何百万個もの卵のもとが入っていますが、生まれてから思春期まではそのままです。
体が大きくなって、妊娠·出産に耐えられる大きさ近く10歳頃になってはじめて、脳から指令が出始め、卵巣のなかにある卵が育っていくのです。こうがん卵巣は親指の頭ぐらいの大きさしかなく、男性の精巣睾丸に匹敵する大きさと形をしています。違うのは、男性の精巣が体の外側に出されているのに対し、卵巣は骨盤の底のほうの温かいところに保護されていることです。そして子宮の両脇あたりに、細い靱帯で吊られたような状態でブラブラしています。
じんたい子宮も骨盤のなかにあり、大人になると鶏卵ぐらいの大きさになります。子宮は四センチ×七センチくらいの卵形の袋で、壁はゆで卵ぐらいの硬さの筋肉でできています。内側は小さな三角の部屋になっていて、子宮内膜というふわふわした粘膜でおおわれています。この子宮のなかで胎児を育てていくのです。《子宮のようす》女性の内性器は子宮、卵巣左右に1つずつ、卵管左右に1本ずつ、膣から成り立っています。

 

薬物療法が行われます

月経の1サイクル月経の起こる仕組みについては、学校で習ったり、さまざまな雑誌や書籍などでも紹介されていますが、ちんと理解している人は少ないようです。おさらいの意味も込めて、もう一度整理してみましょう。
き月経の始まりから次の月経の始まりまでを月経周期といいます。個人差がありますが、だいたい二八日ぐらいの人が多いのではないでしょうか。なかには二五日とか三五日という人もいますが、二五日から三八日くらいの間であれば、まず問題はありません。月経周期が二八日の場合、真ん中の一四日目ぐらいに排卵が起こっています。これが月経の1サイクルです。
この月経周期の間に起こっている女性ホルモンの分泌と体の変化は、次の図表のようになります。
月経の終わり頃、脳から卵巣に卵を育てる指令が出て、卵巣のなかで卵が育ち始めます。卵が育つ袋を卵胞といい、卵胞からは卵胞ホルモンがどんどん分泌されます。この卵胞ホルモンが女性ホルモンのエストロゲンで、乳腺などにも働きかけて女性らしい美しさを作り、女性を元気に若々しく保ちます。卵が成長するまでエストロゲンはどんどん分泌されますが、卵胞が成熟してくると、今度はエストロゲンの濃度を脳がキャッチして排卵の指令を出します。
その時期は、前の月経が始まった日から数えて一四日目ぐらいです。しかし月経周期の長い人は、この卵胞ホルモンが分泌される期間卵胞期が長く、排卵までに一六日、あるいは110日もかかる人がいます。
そのために月経周期のサイクルが長くなるわけです。
卵巣の被膜が破れて、子を卵管がうまく拾い上げるようになっているわけです。
は子宮から両脇に管状に伸びた器官ですが、排卵の際には、なかにたまっていた液体とともに卵子が排出されます。
そしてその卵この卵管と卵巣は少し離れたところにあります。
排卵された卵子を、いつもうまく卵管が取り込めるわけでもないのです。
卵子は約1日で淡雪のように消えてしまいますが、もしうまく卵管に吸い込まれた卵子と、通って卵管の先までやってきた精子とが運よく合体すると、受精卵となります。
ストレスから起こる不調

検査を行ってもらい

膣から子宮を一方、卵子が飛び出していったあとの卵巣には黄体ができます。名前のとおり黄色い脂肪の塊のようなもので、その黄体から黄体ホルモンが分泌されます。黄体ホルモンも女性ホルモンの一つで、プロゲステロンとも呼ばれています。このプロゲステロンは、子宮内膜を妊娠用にフカフカに整え、受精卵が卵管のなかを子宮に向かって移動したり、子宮内膜にくっつく着床するのを助ける働きがあります。
約1週間かけて、卵管のなかを子宮に向かって送り込まれ、これが受精卵は五日妊娠の成立です。子宮内膜に着床します。
もし妊娠が成立しなかった場合は、黄体の寿命は約11週間ですから、排卵から二週間後にはプロゲステロンが出なくなります。
すると妊娠のために準備された子宮内膜がはがれて、血液とともに体外に排出されます。これが月経です。子宮内膜はプロゲステロンが低下するとはがれやすいわけです。プロゲステロンの寿命によって、排卵から月経までの期間黄体期は、月経周期が長い人でも短い人でもほぼ二週間で変わりません。
このように、女性の体は、エストロゲンが出て卵を育てる時期卵胞期、排卵の時期、プロゲステロンが出て妊娠に備える時期黄体期、月経の時期というように、卵巣と脳が連携を取り合いながら、初潮から閉経まで女性ホルモンの分泌のサイクルを繰り返すのです。
普通は、月に1回排卵がありますが、たまに脳から排卵の指令が出なくなることもあります。たとえば、何か大きなショックを受けた時や、急激に体重が減った時などです。脳が体の危機を感じて排卵の指令を出さなくなってしまうのです。そして無月経になります。

生活習慣を身につけて

体が完全に成熟するまでの思春期と、女性ホルモンの働きがだんだん落ちていく更年期は、女性ホルモンの分泌が不安定なために、排卵があったりなかったり、また不規則になるのが普通です。無排卵月経といって排卵がないのに月経のような出血があり、それがダラダラ続くこともあります。
しかし、無排卵月経や無月経でも、ストロゲンさえ分泌されなくなると、すくなったりします。
ある程度エストロゲンが分泌されていれば体調は保てます。

ところがエ女性は若さと元気のエネルギーが低下して、冷えやすくなったり疲れや《月経周期に対応して体のなかで起こっていること》1怛女性の標準ライフサイ和10年なぜ、月経がこんなに辛くなったのか月経についての悩みで私のクリニックを訪れる人が増えているのは、現代女性のライフスタイルと関係がぁります。一つ目はストレスの多い生活環境によるものでしょう。また二つ目には、昔と比べて月経の回数が圧倒的に増えていることが挙げられます。戦前までは、女性は生涯、妊娠·出産を繰り返して、子どもを育てていくのが一般的な生き方でした。
ところが最近では女性も高学歴になり、生涯続けられる仕事を持って働くことを望み、社会人として、一人の人間としても生きていきたいと考えています。もちろん先進国ではどの国でも同様の傾向なのですが、同時に出産回数が減り、今では少子化が問題とされるようになっています。日本は合計特殊出生率(一人の女性が一生の間に産む子どもの数)が世界で一番低いグループに属するようになり(男性が家事·育児に参加しない国ほど低い傾向にあるそうです)。

ストレスの感じ方などが大きく左右しているだけ

薬で刺激してしまう東京都ではさらに低くて、〇·九八という数字です平成一七年の統計
二五まで低下しています。出産回数が減ったということは、実は初経から閉経までの間に起こる月経の回数が増えたことを意味しています。というのは、妊娠·出産·授乳期間中は月経がないのが普通だからです。つまり、一人子どもを産めば一二年間は月経が止まっています。七人きょうだい、10人きょうだいなどが当たり前だった時代には、女性は妊娠·出産·授乳を繰り返していましたので、合計一五年から二〇年間、無月経ということもありました。
ところが現代女性は、たとえ子どもを産んでも一人とか二人という人が多く、無月経期間が非常に短いのが特徴です。現在では、ほとんどの女性の月経は、一年間に一二、年間に、五00回前後の月経があることになります。
三回起こります。
つまり、初経から閉経までの約四○五00回もの月経は、実は女性の体の仕組みからいっても不自然なものといえ、になっていることは確かです。

健康という視点からも負担しかも、月経痛がひどくて1週間寝込む人や、月経前にイライラしてうつっぽくなったり、むくみなどの症状が出たりするPMS人にとって、五00回も月経がくるのは、大変な体とこころの健康障害となりえるからです。また、このような症状のあまりない人にとっても、体の負担になっていると思われます。
もちろん、月経痛やPMSによって死ぬことはありません。しかし、日常生活に支障をきたすほどひどい場合は、生活の質が落ちてしまったり、思うようにならない自分が嫌いになってしまったりすることもあるでしょう。これは、大きな健康問題の一つだと私は考えています。
月経の回数が劇的に増えたことによる体への負担や影響を考えると、「薬などに頼らず、何もしない、自然のままが一番いい」とばかりは言えないのがわかると思います。月経回数が増えたことによって、子宮内膜症や子宮体ガン、卵巣ガンなどが増えているからです。


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